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保険加入で損をしないために知っときたいこと「安心でおすすめな保険」〜知っていれば得をするお金にまつわる話〜

 数ある保険の中で、皆様はどのような保険に加入していますか?

そしてその保険の約款などはしっかり目に通していますでしょうか?

保険選びはきちんとしないと損をしてしまったり、無駄になってしまいます。

 

例えば、今人気が出てきている、銀行窓口で販売されている外資建て保険。

 

フロンティア生命の「プレミア」、三井住友海上プライマリー生命の「しあわせ、ずっと」シリーズなどがあります。

 

しかし、これらの外資建て保険は手数料が高めに設定されているため、顧客に不利益が生じます。

 

例えば、外資建て保険を売った場合、銀行側は保険会社側から販売手数料として7〜8%、中には10%を超える高額を受けっとっており、投資信託の販売手数料が2〜3%なのに比べて10倍以上となっているのです。

 

「マイナス金利の時代に高金利で運用できる」とセールスしながらも、実は500万円の保険料の内50万円もの多額が銀行の懐に消えているのです。

 

実はこうした銀行販売商品だけではなく、複数の保険会社からの商品をラインナップし、その中から顧客に応じて公平中立にベストな保険商品を選ぶと謳う「保険ショップ」にも様々な問題があります。

 

例えば、解約しただけで何百万もの損が出てしまうのが明治安田生命の「年金かけはし」、住友生命の「たのしみワンダフル」。

 

どちらも高金利で、年金保険分野では人気ランキング上位に登場するヒット商品です。

 

しかし、早期解約した場合には「元本割れ」のリスクがある商品。

 

「年金かけはし」のパンフレットをよく見れば「短期で解約された時の返戻金は多くの場合全くないか、あってもごくわずか」と書かれてあります。

 

こうした年金保険の元割れリスクに気がつかず、保険ショップ店員んの巧みな話術で言われるがままに契約してしまうと、後で解約しようとするだけで何十万、何百万もの大損をしてしまいます。

 

更に、このことを知り、慌てて苦情を申し立てても、クーリングオフ期間は8日間。

 

そもそも、個人年金保険には円建てと外資建てがあり、現在の超低金利下では円建てに高利回りは期待できませんので、利回りを狙うのであれば、外資建てという選択肢になります。

 

しかし、外資建てには為替リスクや円での元本保証もありません。

 

更には、年金保険には個人年金保障料控除による減税メリットがあるのに対し、外資建てでそれが対象となるのは今のところマニュライフ生命の「こだわり個人年金(外資建て)」などの一部だけしかないのです。

 

要するに、安全に資産運用したいという方には、今の年金保険はおすすめできない商品となっています。

 

保険で損をしないためには買っていい保険と悪い保険を見極める力が必要となります。

 

そこで今回は「保険破産」で老後を無駄にしないために少し保険についてのお話をしたいと思います。

   

介護保険に潜む損失のリスク

 

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高齢化が進んで「長生きリスク」が注目される今、介護保険を検討中という方も多いのではないでしょうか。

 

そんな介護保険ですが、日本のあらゆる保険の中で、最も質の低い商品だと言われています。

 

その理由のいうのが、日本の介護保険法によるもの。

 

これは毎年のように改悪され、介護の対象者がどんどん変わってしまうため、保険会社側もまともな保険を作りようがないからです。

 

しかも、基本的に保険料が割高で、払った分がそのまま帰ってくるという構造。

 

このような理由から、保険金で支払うお金を預金した方がいいと考えた方がでしょう。

 

更に、介護保険には「損失のリスク」もあります。

 

例えば、アクサ生命の「賢者の蓄え」の場合。

 

50歳男性の「終身払いの場合、25年ごの保険料がちょうど保障の一時金500万円と同額になり、それ以上となると保険金よりも保険料の方が高くなります。

 

つまり、介護を必要としなければ損をするというわけです。

 

介護保険は一定以上の要介護状態になった場合にのみ保険金が支払われる仕組みとなっています。

 

しかし、各社によってその「一定以上」の基準は違い、また分かりにくいものとなっています。

   

 持病があっても入れる保険の落とし穴

 

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手術歴や病歴があり保険加入を断られるケースがあり、その理由から根強い人気がある保険だがこのような保険にも落とし穴が...。

 

・通常の保険に入ればい人を受け入れる保険なため、保険料が非常に割高

 

・契約から1年は給付金が半額の商品が多い

 

・通常の保険に比べて保険料が高いため、途中でやめてしまう人が多い

 

こうしたデメリットが多い商品ではありますが、これらを解消している保険もあり、それが東京海上日動あんしん生命の「メディカルKitラヴR」。

 

払い込んだ保険料の使わなかった分が帰ってくるというもの。

 

しかし、やはりこちらの商品も保険料が割高。

 

強いていい商品としてあげるのであれば、保険料が比較的安いオリックス生命の「キュア・サポート」、メディケア生命の「メディフィットRe」、損保ジャパン日本興亜ひまわり生命の「新・健康お守りハート」などがです。

   

 がん保険

 

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今、日本人の2人に1は癌になると言われれいます。

 

そこでやはり入っておきたいのががん保険。

 

こちらの保険も商品選びには注意が必要です。

 

そもそも、保険金を出すか出さないかを決めるのは保険会社です。

 

その根拠となるのが約款ですが、約款に記載されていないとせっかく保険に入っていても「払えない」と断られてしまうケースもあります。

 

例えばアフラックの「新 生きるためのがん保険Days」は、転移しやすいとされる悪性新生物だと100万円出るのに対し、上皮内がんの場合だと10%の10万円。

 

同じくメットライフ生命の「ガードエックスは50%。

 

一方で、オリックスの「ビリーブ」は同額が出ます。

 

こうした細かい設定を調べるのが面倒という方には、かかった治療費を実額補償する保険をおすすめします。

 

セコム損保の「メディコム」、SBI損保の「がん保険がそれにあたり、保険料も安く、SBI損保の保険であれば、がん診断保険金がもらえる契約でも50歳で月々3330円。

 

共に費用が1000万円を超える可能性もある自由診断や先進医療にも対応しています。

 

治療費を機にすることなく最善の治療を選択できるように備えたい方はこれらの保険がおすすめです。

   

各種保険の分析

 

医療保険(必要度2)

 

注意点

月5000円の保険料を払い込めば30年で180万円払う計算に。
 1回で30日間入院すると考えても得られる保障は20万円程度で、支払い限度日数もある。
 長期入院を複数回繰り返さない限りは損をする。
 又、高額療養費制度を使えば、1ヶ月の入院費用は最大でも月10万円前後に抑えられるので極端な心配は不必要。
 

おすすめの制度・保険

老後の貯蓄を高額な保険料に費やしては意味がないので、まず保険料が安く、最低限の保障が得られるものを選ぶ事。
 オリックス生命「新CURE」なら中高年も比較的安く加入する事ができ、アクサダイレクト「終身医療」は保障内容を自由に選べるのでおすすめ。

 

医療保険の特約(必要度1)

 

注意点

「三大疾病特約」や「七大疾病特約」は約款が非常に複雑で、支払い条件が不明確。
一定の症状が所定の期間続かないと保険金がもらえない場合もある。
再発が怖い癌の特約も2年以内の再発だと診断給付金がもらえないなどの制度がある。
特約をつけるのであれば支払い対象ができる限り拾い保険を選択するようにしましょう。

 

おすすめの制度・保険

三井住友海上あいおい生命「&LIFE新医療保険Aプラス」の先進医療特約は、治療にかかるための交通費や宿泊費にも保障金が出るので比較的お得な商品。
又、富士火災「みんなの健保2」は全保障の中で唯一、差額ベッド代を補償してくれる保険である。

 

定期保険の特約(必要度3)

 

注意点

貯蓄型の終身保険に比べ、返金がない分保険料を安く抑える事ができるので検討するに値する保険。
但し、60代で子供が独立し、年金の受給開始年齢が近づいているような人は、必要な補償額が減ってきているはず。
数百万単位の死亡給付金を本当に残す必要があるのかどうかを考え直してみるべき。

 

おすすめの制度・保険

非喫煙者ならばチューリッヒ生命「定期保険プレミアム」がおすすめ。69歳まで加入でき補償金額を選べる。子供がまだ独立していなければ、メットライフ生命「スーパー割引定期保険」やオリックス生命「ブリッジ」が比較的割安な商品となっているので検討の余地あり。

 

認知症特化の保険(必要度1)

 

注意点

介護保険の派生として最近販売が始まった保険で、認知症を発症して要介護状態になった場合に一時金が支払われる。日本は介護制度の改正に伴って、要介護状態の認定要件も年々変化。加入が必要になるまで数十年後と考えると、それほど先の保障金額や利率、支払い条件を今決めていいのか。

 

おすすめの制度・保険

現在認知症に完全に特化した保険は太陽生命保険「ひまわり認知症治療保険」とアフラック「スーパー介護年金プランVタイプ」など数種。介護保険に加入していれば、認知症が原因で要介護認定されらば保険金が出るため、まずは介護保険を検討した方が良い。

 

収入保障保険(必要度3)

 

注意点

万が一の時に、残された家族が毎月給付金を受けられる保険。基大なリスクに対して数十年にわたる長期の保障が得られるので、必要であれば検討の余地がある。但し、50代以降は子供が独立し年金が普及されるなど、まとまったお金はいらなくなっているので、加入を検討する必要性はなくなっていく。

 

おすすめの制度・保険

非喫煙者で健康体ならばリスク細分型で保険料が安く抑えられる三井住友海上あいおい生命「&LIFE収入保障保険」がおすすめ。
一方、喫煙者で健康状態に不安のある方は、オリックス生命「マイディアレスト」が検討の余地あり。

 

就業不能保険(必要度3)

 

注意点

病気や怪我で長期間の入院や、在宅療養をせざるを得ない状態になり働けなくなったり、収入がゼロになってしまうことは最大のリスク。
特に自営業やフリーランスで50〜60代以降も仕事を続けている人にとって就業不能保険は検討すべき保険の一つ。
但し、保険金の支払い条件は商品によって複雑なものもあるため、よく約款を読んで比較検討する必要がある。

 

おすすめの制度・保険

会社の保険制度ならやく1年6ヶ月傷病手当金が支払われるのでまずはそちらを利用。
その上でおすすめは単品掛け捨てで凡庸性が高いライフネット生命「働く人への保険2」。
保証期間内は保険料が安くなるほか、最高年齢70歳まで保険受け取り年齢を設定可能。
 

 学資保険(必要度2)

 

注意点

孫のためにと考える加入者増会に対応し、大手生保では70代以降も加入できる保険。
貯蓄型の保険料の中では払った分だけ帰ってくる確率が高いが、満期まで加入しても元本割れしてしまう商品も存在する。
しかもマイナス金利の影響で運用利率は低く、保険会社が販売を中止している商品も少なくない。

 

おすすめの制度・保険

70歳まで加入できる明治安田生命「つみたて学資」や日本生命「ニッセイ学資保険」は年金保険などと比べても比較的高い返戻率でおすすめ。
但し、「ニッセイ学資保険」は所謂「ドアノック商品」で他の商品を同時に加入させられる可能性がある。

 

共済(保険)(必要度5)

 

注意点

都道府県民共済は月額2000円程度でそれより高い保険料を払い込む民間の医療保険と同等の入院保険を受けられる。
但し、自分の住む都道府県の商品にしか加入できず、保証期間は55歳まで。
60歳以降は保障額も徐々に下がっていくので、共済に頼っていた人たちは60歳以降に必ず保険を見直す必要がある。

 

おすすめの制度・保険

共済で安く抑えた保険料を貯蓄に回して、加入期間が終わる55歳以降は保険に加入しない。
共済と併せて終身保険に長期間加入しているのであれば、終身一本に絞り、死亡保険で老後の不安に対応すべき。