元美容師が教える子供の簡単おしゃれヘアカット方法・かわいいヘアアレンジ方法
子供におしゃれさせてあげたい。
清潔感を保ってあげたい。
失敗したら怖いから...。
そんなことから子供を美容室に連れていくことありますよね。
しかし、なかなか馬鹿にならない美容院代。
自分でできるならそれが一番ですよね。
今回はそんな悩みを解消する「子供のヘアカット」についてご紹介いたします。
お子様の髪をセルフカットするにあたってのポイント
- 一人でお行うよりもママ、パパで役割分担をして行うとらくちん。どちらかがあやしたり、抱っこして立っていたりすると切りやすくなります。
- 一人で切る際は、お子様を椅子に座らせてあげてお気に入りのおもちゃや、好きなDVDなどを流してあげると良いでしょう。
- 霧吹きを怖がってしまう場合は、とっぷりぬらしたタオルで、髪の毛をぬらしてあげましょう。
- お子様が飽きてきてしまったら、無理せずストップ。お子様が動き回っているのに無理に切ろうとしてしまうと失敗の原因に。時間を置いたり、日を改めて切るようにしましょう。
用意するもの
・コーム
100均のもので構いません。
髪の毛を分けやすいよう持ち手の下が少し尖っているものが◎。
・ハサミ
お子様の肌を傷つけないように、先がなるべく尖っていないヘアカット用ハサミを選ぶようにしましょう。
・すきバサミ
毛量を調節したいとき、毛先を自然に整えたいときに便利です。
目の洗い物の方が切りすぎを防ぐことができるので安心。
・ケープ
すっぽりとかぶれるレインコート型の子供用ケープがおすすめです。
首回りを留めて使います。
・ヘアゴム
髪を留めておくのに使います。
・霧吹き
乾いたまま切ってしまうと、ガタガタになってしまうので髪をぬらしてから切ります。
その際に使います。
切り方
① 髪を整えてから霧吹きで髪をぬらす
まず、コームで髪を整えます。
乾いたままだとガタガタになってしまうので、髪の中間から毛先をぬらしてあげましょう。
根元からぬらしてしまうと、仕上がりのイメージがつきにくくなるので注意。
② 前と後ろのパートを分ける
耳の付け根とつむじを結んだ線で、前後のパートを分けます。
このとき、指で分けるのではなく、コームの持ち手の尖った部分を使うと綺麗に分けることができます。
前のパートはゴムで留めておきましょう。
③ 前髪を3等分に分ける
右の目尻から左の目尻までの前髪を取り、3等分します。
真ん中のパートから仕上がりのラインよりもやや長めに切って下さい。
両サイドのパートは、真ん中に揃えるようにしましょう。
④ サイドのアウトラインを切る
耳の前までのサイドの髪を下ろし、長さを決めて、アウトラインを切ります。
根元の方の髪を指で挟み、毛先の方へ滑らせて真っ直ぐにすると切りやすくなります。
⑤ バックのアウトラインを切る
④の長さに合わせてバックを切っていきます。
サイドラインからゆるいラウンドになるようにハサミを入れていきましょう。
反対側も④⑤と同じ手順で切っていきます。
⑥ サイドとバックのトップを切る
留めていた髪を下ろし、サイドのトップの髪を切っていきます。
髪を指で挟み、アウトラインから少し持ち上げて切ると、自然な印象に。
サイドが終わったら、バックのトップも同じように切っていきます。
⑦ 前髪をすきバサミで切る
すきバサミで前髪の仕上げをしていきます。
前髪の毛先から1〜2センチ程度のところまですきバサミを斜めに入れて切ります。
切った髪が目に入らないよう、指で挟んで顔から離して切りましょう。
⑧ トップや顔まわりに動きを出す
つむじを中心に直径1〜2センチのトップの髪を指でつまみ、少し短く切ると動きが出てショートのような雰囲気になります。顔まわりの周りも摘んで、やや短めに切ると動きが出て軽やかになります。
以上がヘアカット方法になります。
簡単らくちんヘアアレンジ
お出かけの前の慌ただしい時も素早く簡単にできるヘアアレンジをご紹介します。
ふんわりポンパドール
- 前髪にワックスをつけます。この時手でクシャクシャとつまむようにしてつけるのがポイント。
- 前髪をおでこに近づけるように倒してから、くるりと1回ねじります。
- ピンで留めて完成。
少し膨らみを持たせるとふうわりかわいいい印象に。
前髪が長めだと作りやすいです。
おしゃれねじねじ前髪
- 髪を少しぬらしておきます。
- 前髪を左右どちらかへ外向きにねじっていき、こめかみの上辺りでまとめてピンで留めて完成。
髪の長い子は耳の付け根で留めてもOK。
前髪をただピンで留めても可愛いですが、一手間加えることで格段におしゃれ感アップします。
以上です。
ぜひ試してみてくださいね。